3d Scanner Appを使った史跡の3Dスキャン

3d Scanner App

新型iPhoneが発売されました。
iPhone12はProとPro MaxにLiDARセンサーが搭載されました。
このLiDARセンサーとは被写体深度を測れるセンサーなのですが、このセンサーのおかげで誰でも簡単に3Dスキャンが出来るアプリが3d Scanner Appです。

3d Scanner App™
3d Scanner App™
開発元:Laan Labs
無料
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このアプリはUSDZ形式を使用して、iMessageとARQuicklookで3Dスキャンを簡単に共有できます。
さらに、スキャンデータをOBJ、GLTF、GLB、DAE、STLなどの一般的な形式でエクスポートします。

また、モデルを点群としてPTS、PCD、PLY、XYZの形式でエクスポートします。
データはblender、3dsmax、sketchup、mayaなどのDCCツールに簡単にインポート可能で、ビューアー側のメジャーを使って計測も可能です。

今回は埼玉県深谷市にある、飛鳥時代に建築された高床式倉庫の史跡をスキャンしてきました。

こんな感じで簡単にスキャン出来ます。
取り込んだスキャンデータにHoudiniでモデリングした高床式倉庫を載せて、twinmotionによるショートムービーと、ゲームエンジンを使ってVR化させました。
その行程はまた別の記事にしたいと思います。

無料で簡単に3Dスキャンが可能な3d Scanner Appはおすすめです。
このアプリのためにiPhoneやiPadを購入する人もきっと少なくないはずです。

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